イタみる ~母の腰痛、骨折かも~

監修:公益財団法人 骨粗鬆症財団 理事長 国際骨粗鬆症財団 理事 折茂 肇 先生

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TOP >イタみる医院の先生に聞く!一覧 > 第8回 小島 達自 先生/首藤 明子 看護師

イタみる医院の先生に聞く! 第8回

ドクター・医院紹介
行田総合病院 / 埼玉県 行田市 小島 達自 先生(こじま たつよし) 首藤 明子 看護師(しゅどう あきこ)
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「痛みがなくなっても、途中で治療をやめないことが大切です」
インタビュー
腰痛で来院される患者さんで、椎体(背骨)の骨折が原因の方は多いのでしょうか。

小島:予約をとって来られる方より、急に痛くなって動けなくなり救急搬送されてきたような方に椎体骨折は多い印象があります。
椎体骨折には、「尻もちをついた」とか「転んだ」といった骨折の原因が明確なケースもあれば、咳やくしゃみをした時に実は折れていたなど、気付かない内に折れていたというケースもあります。患者さんの3分の2の方はいつ折れたのか自覚症状がないともいわれています。つまり、「痛い」という自覚があって骨折している方は3分の1しかいらっしゃらないのです。

椎体を骨折していても、それに気付かずに放置しているケースがあるということですか。

小島:ええ。もっと言えば椎体を骨折されている方は、すでにいくつか別の箇所が折れている場合が多いですね。また、股関節辺りの骨(大腿骨:だいたいこつ)の骨折の方は、高い割合で過去に椎体骨折をされているようです。
特に、女性の場合は、痛みがなくても閉経後に一度は骨密度を確認された方がいいと思います。また、見た目で背中が丸くなってきたなとか、お母様が大腿骨を骨折されたことがある方はご自身も病院で骨の状態をチェックされておいた方がいいでしょう。骨折の予防になると思います。

首藤:女性は男性に比べ骨量が少なく、閉経することでさらに少なくなると言われています。私は閉経前にも一度骨密度を測っておくことをお勧めします。そして閉経後にもう一度測ることによって、おそらく大半の方が、骨量が減っていることにビックリされるかと思います。まず、ご自身の状態をしっかりと認識することが大切ですね。

治療に関して、心掛けていらっしゃることはありますか。

小島:骨粗しょう症に関する正しい知識を丁寧に患者さんにお伝えしています。というのは、痛くなくなると来院されなくなることが往々にしてあるからです。患者さん自身が骨粗しょう症を病気と思わず、痛み自体が病気であるという認識でいるうちは、なかなか治療を継続することが難しいです。ですから、骨粗しょう症とはどういう病気なのかを正しく説明し、定期的に骨密度や骨代謝マーカーを測り、その検査結果を患者さんにお見せしています。そうすると、どのくらい良くなっているのかを理解して治療を続けてくれます。
首藤:私から見てもやはり、真面目に治療を継続されている方、先生から教えていただいた背筋や腹筋の体操、片脚立ちの運動、水中歩行などを継続され、正しい骨粗しょう症の知識を持っているような方は、どんどん良くなっていき、痛み止めの薬などの必要がなくなるのが早い方が多いように思います。あと、毎日の食事も大事なことだと思います。バランスの良い食事をすることと、少しだけ意識してカルシウムの多い食材を摂取することも重要なポイントだと思います。
治療中に励ますだけでなく、診察時に先生から説明されたことを正しく理解していただくために、わかりやすい言葉でお伝えして、治療に対しても理解をえられるよう心がけています。

腰痛を抱えながら受診をためらっている患者さんへのメッセージをお願いします。

小島:実は骨というのは、若い時の貯金、つまり骨量を若い時にどれだけ増やしておくかということが重要です。本来は、骨粗しょう症など関係がなさそうな10代くらいから骨の貯金をしておくことが大事だと思います。そのため、学校教育の段階から指導を始めた方がいいのではないかと最近は思っています。
すでに年齢を重ねた方は、年齢を重ねた分だけのリスクがあるということを認識して、早めに治療に取り組んでいただくことが大切です。単に歳のせいだと思っていたら、腰痛の背後に骨粗しょう症のような病気が隠れていることもありますし、まれに「がん」が発見されるようなケースもあります。そういうことを調べるためにも、早めに病院を受診していただきたいと思います。

病院データ
病 院 名 行田総合病院
郵便番号 〒361-0056
住 所 埼玉県行田市持田376
電話番号 048-552-1111
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