イタみる ~母の腰痛、骨折かも~

監修:公益財団法人 骨粗鬆症財団 理事長 国際骨粗鬆症財団 理事 折茂 肇 先生

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TOP >イタみる医院の先生に聞く!一覧 > 第12回 山村 俊典 先生 / 石田 克浩 先生

イタみる医院の先生に聞く! 第12回

ドクター・医院紹介
山村眼科整形外科 / 長野県 駒ヶ根市 山村 俊典 先生(やまむら としのり)
「痛みが我慢できなくなる前に、病院に行きましょう」
インタビュー
腰痛に骨粗しょう症が隠れている可能性はあるのでしょうか。

高齢者の方で腰痛を訴える患者さんでは、主に変形や、骨粗しょう症による腰痛が考えられます。特に女性の場合は、70代前半で骨粗しょう症になる確率が高くなってきます。
ただ、骨粗しょう症による骨折の40%は痛みがないといわれています。痛いというよりも、「重だるい」、「何となく違和感がある」という症状になる場合もあります。注意しなければならないのは、このような症状だと、症状の原因が骨粗しょう症による骨折だとは思わず「年だからしかたがない」、「多少痛いのが当たり前」などと周りから言われ、本人もそう思い込み、湿布やマッサージ、鍼灸などの一時的に痛みを抑えるだけの処置で済ませてしまいがちなことです。そうなると、症状が悪化しかねません。

骨粗しょう症の治療について教えてください。

骨粗しょう症の治療は、まず骨折予防、それから痛みの予防です。70歳を過ぎて背中が曲がってきたなと思ったら、すぐに病院で調べることをお勧めします。他の病気と同じように、骨粗しょう症は、早期から治療することで、その後の症状の悪化を抑えることが可能です。また、近年、新しい治療薬が開発されているので、今まで治療できなかった慢性的な痛みが改善するケースを数多く経験しています。痛みが消えれば、今までご自宅周辺でしか活動できなかった方でも、旅行に行ったり社会活動に復帰したりすることが可能になります。骨粗しょう症による骨折を防ぐうえで運動は非常に重要なので、運動ができるようにするためにも痛みを取ることは必要です。

病院へ行くことをためらっている方へメッセージをお願いします。

本当に痛くならないと病院に行かないという方や、痛みをあきらめてしまっている方もいると思います。しかし、痛みを取る治療はいろいろありますし、早めに原因が分かれば対応もできます。そうすれば、骨折を防ぎ、寝たきりになる危険性を減らすことができます。自分の状態を知ったり、検診を受けるのが怖かったりする場合もあるでしょうが、がんの検診と同様、病気が早い段階で見つかればラッキーだったと考えてほしいのです。そのためにも早めの受診を心がけていただきたいと思います。

病院データ
病 院 名 山村眼科整形外科
郵便番号 〒399-4117
住 所 長野県駒ヶ根市赤穂14623-3
電話番号 0265-82-6611
ドクター・医院紹介
伊北クリニック / 長野県 上伊那郡 石田 克浩 先生(いしだ かつひろ)
「骨粗しょう症を理解し、積極的に治療していくことが重要です」
インタビュー
骨粗しょう症による腰痛の特徴と問題点を教えてください。

骨粗しょう症による腰痛がある場合は、椎体骨折を起こしている可能性が非常に高いです。椎体骨折をしている場合、体を動かすときに強い痛みを感じるため、じっとしているときは痛みがなくても、椅子から立ち上がるときや、ベッドから起き上がるときなどに痛みが出ます。ただ、いったん動き始めれば痛みが弱くなるので、少しの間なら歩けるという方もいます。そのため、骨粗しょう症はそんなに重い病気ではない、と考えて、積極的に治療しなくなってしまうことが問題になります。特に、痛みの症状がほとんどない患者さんは、治療に対して消極的になりがちです。たとえ痛みがなくても、骨粗しょう症が原因で骨折してしまうと、次々に骨折が起こってしまいますので、早期から治療することが大切です。

骨粗しょう症による骨折の治療は、どのように行われていますか。

骨粗しょう症による骨折の診断は、棘突起(きょくとっき:背中を触ったときにゴツゴツと感じる背骨の部分)を触診して、痛みがあればレントゲンを撮っています。ただし、何ヵ所も背骨が折れていると、過去と今回の骨折の違いがレントゲンでは分かりませんので、その場合は、MRIで詳しく確認します。当院にはMRIはないのですが、MRIのある病院と協力して対応しています。骨折を確認したら、まずコルセットで固定し、治療して動けるようになったら、できるだけ動いてもらうようにしています。
骨折が続き、足の骨が折れてしまうと、寝たきりになることも稀ではありません。ですから、骨粗しょう症の危険性を理解していただくために「今は問題がなくても1週間後には動けなくなる危険性もある」ということを伝えています。

腰痛を抱えながら受診をためらっている方へメッセージをお願いします。

腰痛にはさまざまな要因がありますが、その症状が1~2週間続く場合は、体のどこかに問題が生じている可能性が高いので、受診されることをお勧めします。骨粗しょう症は、早期発見、早期治療が一番です。早期であれば治療の幅も広く、痛みも抑えることができますので、骨粗しょう症かと思ったらすぐ病院に行っていただきたいと思います。

病院データ
病 院 名 伊北クリニック
郵便番号 〒399-4601
住 所 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪3375
電話番号 0265-70-6633
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